この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
bloʇbnilᙠ
第13章 葉言花 章51第



花壇の前に座り込む桜。



声を掛けようとして、隣に何故か兄貴がいることに気付いて、固まった。



なんでこんな時に兄貴がいんだよっ……




やっと決心がついたのを身内に阻まれる。




声も掛けられずにいると、二人は俺に気付かずにそのまま会話を続けた。





「この花はね“ リナリア" っていうんだよ」



「リナリア……」



「そう」





その会話に目を見開いた。








「この花の花言葉はね──」





兄貴は、そう言葉を続ける。



桜は、リナリアの蕾に触れながら、言葉を待っていた。





いや…まて……っ



言……うなっ………









でも、俺の心の声は兄貴には届かない。









「“この恋に気付いて”」───────










兄貴の言葉を聞いて、桜が



驚いたように、え……?と言葉を返していた。






/453ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ