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第15章 いならいはし隠目 章71第
気持ちいいのか、桜が俺の腕をぎゅっと強く掴む。
堪らず身体を上げて、よがっている桜を見た。
火照った頬。
完全にメスって感じの目は、涙で潤んでる。
その桜の姿に、脳が痺れて、本能が揺さぶられるのを感じた。
そんな最中、桜は少し不服そうな顔をして俺を挑発的に見上げた。
「店長も脱いで…っ…」
「────……」
その要求に、俺は軽く目を見開いたあと、微笑んだ。
少し乱暴に自分のシャツを脱いで、ベッドの脇に投げ捨てる。
「これで満足か」
そういいながら、桜に顔を近付ける。
すると、桜は黙ったまま俺の体をじっと見つめた。
……なんか、見られるっては変な感じがするが、悪くねぇ。