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第15章 いならいはし隠目　章71第

少し桜が優位になってしまった事に焦りながら、俺は再び桜の胸を掴んだ。



強めに握って、先端を口に含んで舌で弄ぶ。





「──っ…あぁっ…やっ…」




いい声。




もっと聞いてたくて、さらにきつめに吸ったら、桜はまたさらに声を漏らした。




喘いでる桜に目が釘付けになる。



気持ち良さそうにうねっている身体が、俺に揺さぶりを掛ける。


桜の胸から唇を離して、今度は首筋に口づけた。




「ん……っ…」



「………──────」




……やばい……めちゃくちゃ興奮してきた。



すでに痛いほど下半身が張ってる。



もっと桜をよがらせたいのに、あまりに下半身が苦しくて集中出来ない。




仕方なく、桜の首筋に口付けながら、俺は解放するように自分のベルトを外してチャックを下ろした。





少し落ち着いてから、さらに喘ぐ桜が見たくて桜のズボンに手を掛ける。



そして、そのままズボンを桜の足に滑らせて脱がした。




「まっ…待って……っ」


「──────……」






そんな俺の動きに、桜は突然抵抗すると、起き上がって俺の事をじっと見つめてきた。