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第16章 bloʇbnilᙠ 章81第

き…もち悪りぃ……



そんなこと普通俺の前で堂々と言うか？



明らかにこいつヤバい奴だ。



相手にする必要もなかったかもしれねぇ……





「てな訳で、俺とのセックス、考えておいて」




極め付けにさらに意味の分かんねぇ事を言って、北野はそそくさと帰っていく。





「……あいつ……頭おかしいのか…？」



「そうだと思います……」





あんな意味の分からねぇやつに妬いてた自分が情けないんだが……




「気味悪りぃ男だ」




消えかかる北野の背中を見ながら、呟く。



さすがにあそこまで変なやつだったら桜も警戒するだろうし心配する必要もねぇだろうけど。



今後も店に来られたら面倒くせぇな…。



出禁にする……か。





「もっと…ほかに…言うことないんですか？」



「ん？」



タバコの煙を吐きながら、隣にいる桜を見つめる。