この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
bloʇbnilᙠ
第16章 bloʇbnilᙠ 章81第
もっと照れる桜が見たくて、俺はそのまま言葉を続ける。
「俺のもんだって、身体に教え込ませておくのが手っ取り早いだろ?」
「っ…もういいからっ……」
………いい顔。
照れまくってる桜を見てると、言いようもなく胸がくすぐられる。
「なんだよ、妬いてほしいんじゃねぇのかよ」
「……なんかっ…思ってたのと違う…!」
「ふっ……」
んなこと言って、めちゃくちゃ喜んでるの、丸わかりだけどな。
「まぁ抱くのは閉店後にするとして……」
俺の言葉に桜はビクッと体を震わせている。
あ〜…おもしれぇ。
「準備すっか」
いじめるのもこれくらいにしておこう。
体を伸ばしながら、横目で桜を見ると、素直にコクりと頷いている。
そして、ジッと俺に視線を送って来た。