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第19章 満不のへ人恋　章22第

俺のが挿っているからか、いやらしく広がりを見せているのが、触れた感触で分かる。



「んあぁっ…そんな同時…っ…ダメっ！」



柔い抵抗なんか、聞こえないふりをして、大きく肥大しているそこをつまむ。


深く息を吸った桜の体が痙攣しているのが、分かる。



「だ…めあぁっ…」


「……しらねぇよ」



そんなことを言いながら腰の揺さぶりも辞めずに刺激を続ける。



実際、もぎとれそうなほど、ぎゅうぎゅうと締め付けられて、俺も俺で耐えるのが大変な状況ではある。



けれど、それは悟られないように、緩急をつけて腰を揺さぶっていると、桜は両手でシーツをぎゅっと握って耐えていた。




「はぁっ…もっ…ほん、とにっ……」



「────」




本当に口が減らないやつだ。


黙って狂っていればいいのに、抵抗とも言い難い抵抗ばかりを続けている。



それにまんまと煽られている俺も俺だが、やはり快感には勝てないのが悔しいところだ。




「んああぁっ…」



「イッたか…？っ…」



「い…っ…イったからっ…もうそんな──」



「あ？ 聞こえねぇよ」



キャラじゃねぇと思いながら、乱れまくりの桜をたまらず言葉攻めしていると、さらに桜は大きく声を上げて喘ぎだした。