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第19章 満不のへ人恋 章22第
触れ合う肌が、しっとりと汗ばんでいく。
イキっぱなしの桜は、息をするのも苦しそうなほどだ。
そんな状態になっているにも関わらず、俺は自分はイかないように加減をしながら、何度も腰を揺り動かしていた。
「ねっ…ええっ…本当にもっ…」
「……つ…っ……」
「死んじゃっ…か、ら……っ」
何言ってんだよ。
欲求不満で死にそうだったのはこっちの方だ。
それに──
「バカ言うなっ…」
「あっ…はぁっ…っ」
「俺が…お前を…殺すわけねぇだろっ…」
まるで学生みたいに、2年間思い続けて
散々無様な姿晒して…。
何度ももう終わりにしようと思って。
でも、出来る訳もなく──…
正直、自分が恋だの愛だので思い悩む日がくるとは思わなかった。
そこまで惚れている女を、
殺すなんて
自殺行為だ───