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第24章 物い買 章62第
「何だよ、なんかあったのか?ん?」
まるで子どもに尋ねるように、優しく尋ねると桜の体から少し力が抜けたのがわかった。
「私より、店長の方が、きっと……死ぬの早いだろうけど…」
「お…う……?」
やはり随分と唐突。
そんなに死ぬ死ぬ言われたら、途端に意識したこともなかった死が怖くなってくるんだが…
「それは嫌だなって。だから…私より先に死なないで欲しい」
「…………………」
弱々しく呟いた桜はやはりまだ怯えていて、縋るように俺の腕をぎゅっと掴んでいる。
やはり、10の年の差っていうのは実際は簡単ではなくて…
不安にさせているのは決していいことじゃねぇってのに…
桜の思い描く未来に当たり前のように俺がいるっていうのを嬉しく思っている呑気な自分がいる。
「まぁ、努力はする」
すかしたようにそう答える。
すると桜は泣きそうな顔をしながら俺の顔をじっと見つめてきた。
「…………絶対…ね?」
「────────…」
眼差しだとか、表情とか、途端に素直な言葉だとか…とにかく全てがあまりに扇情的で……
やばい……
かわいすぎる…──────
「……っ…はぁっ……」
気付いた時には桜の唇を塞いで強引に舌を絡めていた。
また、まんまと桜に煽られて、衝動的になるのを抑えられない。
乱暴にはしたくないのに、それはいつも叶わない。
「っ……はぁっ…」
唇を離すと、桜は大きく息を吸っている。
俺はその間に背後から桜の服の中に手を滑り込ませて下着のホックを外すと、そのまま後ろからホールドするようにして両方の胸を掴んだ。