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赤い花~情欲の檻~
第3章 MemoriesⅡ
 と、眼の前で黙々とハンドルを握っている運転手の存在に気づく。それまで意識していなかったけれど、運転手は丁度父と同じ歳くらいの男性だ。職業柄、話しかけられれば愛想よく受け答えはするのだろうが、自分から立ち入った話題をふってくることはないのだろう。
 バックミラーに映る老いたドライバーの顔がふと父に重なった。この男にもやはり、自分と同じ歳くらいの娘はいるのだろうか。
 美華子がそんなことを考えている中に、車はいつしか自宅の近くに差し掛かっていた。
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