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赤い花~情欲の檻~
第3章 MemoriesⅡ
 今も祥吾はクールな表情で煙草の煙を吐き出している。いつもの見慣れた光景ではあるが、どうしてもこんな場面に遭遇する度に、惨めな気持ちになってしまうのは否定できなかった。
―お前の身体にしか俺は用がない。
 そう告げられているようで、本当は自分が哀れでならなかった。しかし、その想いを敢えて真正面から見つめようとしないのは、そんな傲岸な彼を大好きだという気持ちの方が惨めさに勝ったからに他ならない。
 そういえば、と、美華子は一人、ゆったりとソファに腰を下ろしている祥吾を見て思い出す。
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