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赤い花~情欲の檻~
第3章 MemoriesⅡ
 学生時代の彼と寝たのはたったの二度きり、最後は夏休みに入る少し前、彼が生命を落とす一ヶ月前だった。狭い風呂の中でも何度か愛し合った後、二人は彼の布団で朝まで眠った。
 少し汗と整髪料が混じって滲み込んだ布団は、彼の匂いそのものがした。彼は美華子の肩に手を回し、ずっと天井を眺めていた。
―美華、俺たち、大学を出たら、結婚しないか?
 唐突に言われたときは愕いたものだ。確かに、彼には責任感の強いところがあった。戸惑う美華子に彼は少しはにかみながら言った。
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