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赤い花~情欲の檻~
第3章 MemoriesⅡ
「おい、何か言ったら、どうなんだ」
 祥吾の少し苛立ったような声が美華子を現実に引き戻す。
「安藤さんのこと」
 え、と、祥吾が彼らしからぬ間の抜けた声を発した。唐突に話をふられて、不意打ちを喰らったようだ。
「夕方、喫茶店で話したでしょう。安浦先輩に声をかけられた話」
「ああ、そう言えば、そんな話をしてたな」
 祥吾の整った面には、露骨なまでに不快感が表れている。取るに足りない上司の話をこんなときに持ち出されたのを不愉快だと思う気持ちを隠そうともしない。
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