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赤い花~情欲の檻~
第3章 MemoriesⅡ
 美華子はすっかり化粧が取れた顔に軽く白粉をはたき、口紅を塗り直した。少しでも顔色が明るく見えるようにと、チークを入れる。
 男の心が離れていた―というより、心が最初から自分にはなかったと悟りながら、まだ空しい努力を重ねる自分がいじらしくもあり、愚かしくも思えた。
 百歩譲って考えても、彼が求めているのはこの身体だけであって、けして美華子本人を必要としているわけではないのだ。
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