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赤い花~情欲の檻~
第3章 MemoriesⅡ
 しっかりと唇を合わせて口づける。彼の心をこれから行こうとする女の許にはゆかせず、ここに引き止めるかのように。
「―っ」
 そのキスは祥吾が引きはがすまで、続いた。
「人前だぞ?」
 無意識の仕種ではあろうが、祥吾は手の甲で唇をしきりにこすっている。
 ふいに美華子の中を言いようのない哀しみがよぎった。このホテルの一室で彼が美華子を幾度も奪ったのはまだほんの少し前のことにすぎない。幾度も身体を重ね、彼は美華子の下半身を自らの舌で慰めもしたのだ。
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