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甘党な愛
第22章 二十ニ
「もう一本いくか」
「そんな……簡単に、言われても……」
「ほら入ったぞ」
今度は二本の指を入れられて、またぞくぞくと甘く鳥肌を立たせる。
「あ、ん……」
「もう一本行くぞ」
「そんな……」
もう一軒いくぞ!と二次会的に言われても……!
「入ったな……三本」
「あ……」
半ば強引に三本の指を膣孔へ差し込まれると、私は少し怖くなった。……が、後ろから八雲の優しい声が聞こえてくると安心する。
「ゆっくり動かしてやる」
「ん……」
「怖くねーからな」
「うん……」
本当に、怖くなくなった。八雲が気をつかってくれるだけで、こんなに違うなんて……。
「あ……ぁ……八雲……」
後ろからくちゅくちゅといやらしい音が響いていることは分かっていた。でもその事に、二人ともふれない。枕をぎゅうっと抱き締めながら腰を突き上げ悶える私と、優しくゆっくり指の出し入れを繰り返す八雲。
「すげぇとろとろだぞ。音鳴ってんの分かるか?」
って、ふれるんかい!こっちは恥ずかしいって言うのに!
「ん……恥ずかしい……」
叫びたいが、執拗に襲ってくる快感にそんな元気も出ない。
「恥ずかしい?お前が?」
意地悪くふっと微笑み八雲が指を抜いて、また下半身を舐め始めると、強烈な恥ずかしさが溢れてきた。
「恥ずかしいに、決まってるだろ……ぁ……あ……あ……」
ぴちゃぴちゃと音を立てながら、八雲がとろとろになった場所を優しく舐めている。……そういえば、和スイーツ。食べたかった。
「八雲ぉ……もうやめて……」
私が甘えた声で頼むと、八雲はその言葉とは反対に粒のある場所を舐め続ける。
「あ……あん……あ、あ……」
八雲はスイーツ食べたくないのだろうか。それよりこうしている方が良いのか?そう思っていると、急に八雲が上から覆い被さってきて、うつ伏せに寝ている私の頬へ口付けた。