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…愛撫からリベンジ・ドエスまで作品の独り言…
第25章 愛撫の先に②別のラストシーン後補
先ほどのなれないフロントに立つ奈々美、そして側で見守る結城そして髪の毛が母親の色に似た栗色の我が子、親友の陽子に旦那の遥斗。
パシャ。
その幸せそうな瞬間を心の中のカメラで撮ったようなショット。

それは何気ない普通の金曜日。
それは女の子が女にかわり母親になり二分の一自分に似ている我が子をみつめる幸せを感じる夕暮れ時。

『じゃあね』
『ん…電話する』

陽子らがエレベーターから降りそして表示は20階にあがってく。

ドアを開けベッドに座り奈々美は息子の為に母乳をあげる。

思えばこの子はこの部屋で出来た命。

愛撫の先に、喘ぎながらも感じた先にこの子がいる。

『ごくごく飲んだ後おくち拭きましょうね、ゲップもママが頑張る番、だいぶ出来るようになったでしょ?』
オムツを替え母乳にゲップ寝かしつけるのも時間がかかった。

『奈々美…どう?』
仕事の合間に様子を見に来た結城がクスッと笑いベビーベッドの側で眠る奈々美を抱き上げベッドに寝かせてやる。

『…おやすみ奈々美』
結城はそっとドアを閉め業務の為部屋を後にした。

モテモテの男はひとりの女につかまって父親になったという証になる。

✜ ✜ ✜

という終わり方でしょうか。
メモにはこう書いてある。

【奈々美はスイートタイムのフロントに結城と立ち従業員、陽子と遥斗は奈々美らの子を抱いてそこで写真に…がストーリー的にしまるだろう】
とだけ書かれていた。

そして文章ラストの【モテモテの男はひとりの女につかまってお父さんになったという示しになる】とも。

スイートタイムに陽子と遥斗が泊まりに来る事も書いてあり、あるいは遥斗らも従業員に?ともメモが。

ホテル業務は遥斗らがすぐになれるわけでもないし奈々美もすぐになれるわけでもない。
なので泊まりに来る陽子と遥斗らを出迎えるだけの為に奈々美がわがままを言ってフロントで陽子らを出迎えたというシーンなら業務的にもドジな奈々美の為にも陽子らの為にもフロントにいたという事。

鍵を先に差し出してしまうドジぶりは奈々美らしい。
おそらく何度も順番を教えてもらっていただろうに奈々美は緊張と親友が来てくれたという嬉しさから鍵を出す順番は頭から飛んでしまった。
さり気なく?言わざるをえない結城のひと言にも結城らしさがある。

陽子遥斗らと一緒にエレベーターに乗り込み奈々美は2008。
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