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第7章 愛撫①ラストシーンの解説

秋、下手なりにベストを尽くそうと勉強の為サイト内の作品を読んで私の作品を見つめなおしたのがスランプの始まり。

下手くそなんだからエントリーしてもしょうがない！
一生懸命書いてもレビュー等もらえるわけないからおもしろいのか・おもしろくないのかわからない。
だから書いていても意味あるんか？
皆さんの作品のようにピックアップされるわけもないし。
※２０１６年当時。


止めよう…………………
もうどうでもいい…

そんな風になげやりだから買ってもらって２ヶ月の新しい携帯を誤ってコインランドリーでまわしてしまうんだ。

大事にしていたのに傷だらけ‥‥‥‥‥
ガラケーの開く部分もカクカクしてる‥‥‥‥‥

ごめん！
ただでさえ後ろ向きで自信が持てない私に携帯が身をもって犠牲になり最後まで書く事を教えてくれたのかもしれない――……！

DOCOMO様、
携帯の１年保障に入っていた為に新しい携帯に取り替えてくださった。

書こう！
携帯の為にも！

後３ヶ月と１０日！
スランプさえなければ菜々美や結城の気持ちをもっと盛り込んでエンディングへと持っていけたのです。

予期せぬスランプの為に菜々美が越えなければいけない人物描写やエピソードをすっ飛ばし、あの合コンシーン。

１月に入り締め切り前の３〜４日はスーパーの買い物と最低限の家事だけをして執筆――２１０ページあたりからになるでしょうか。
合コンシーンは１ページ更新すると拍手があり、
それをバネにまた１ページ書いては更新、また拍手。
結城謝りシーンを原案どうりに書くほどまとまってなく、そこまで詳しく書くならばエントリーは間に合わない！
だからこそ謝りシーンを入れてはいなかった。

それでも結城はずっと菜々美の処女を奪った事を悔いていて、
結果的に菜々美が高瀬とは幸せにならなかった事を気にしていたのだ。

だから締め切りの夕方ではあるけど時間がないとはいえ謝りシーンを入れたわけなのです。

帰り道、車から降りての平謝りの結城で作品がしまると考えたのです。

菜々美は首をふり目を閉じて結城のキスを待つ、短いながら好きなシーン。

だけど本来の原案を書いておきましょうか。