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第12章 舌打ち

結城啓輔はホテルマンという仕事なのと、人に気を使う優しい性格なのでめったに怒らないので舌打ちもあまりしていないと思う。

仕方ないなとため息はよくついているが後々相手へも悪い言葉を言わない。

ですが彼が度々怒るのは菜々美が襲われている時だけ。

そして襲われていない時に彼が怒ったのは傘を取りに戻った菜々美を心配した時、彼の部屋の廊下で丸くなる彼女を見た時。

２０代の後半という年齢で落ち着いているといえばそうなんですが、２０代の真ん中あたりの高瀬とかまったく落ち着いていないでしょ。
だから結城の落ち着きは彼自身の穏やかさも占めていると思うのだ。

スーツ姿は絵になるが上着を脱いでワイシャツとネクタイ姿の結城もサマになる。
ワイシャツにネクタイとか普通の人は暑いから腕まくりするでしょ。
結城はそうでなく袖のボタンははずさすそのままで夏場は仕事をしている。
半袖…彼のその姿は書いた事がないのでどんだけそのイメージが強いのか。

腕まくりしたのはまだ同棲すらしてない菜々美の部屋を片付けたときかな。
そして暴行された菜々美を助ける為に闘う時か。

結城の描写がいつもスーツにバスローブって、着るものがないの？って思われそうだが彼はホテルマンのフロントなんでスーツなんだよ。
ワイシャツにエプロンして朝食を作るのは時間もないし階下に降りれば仕事場のホテルなんでいつでも仕事場に行けるように…のワイシャツにエプロンでの朝食作りなんだ。
だからこそたまに素足でシャツにジーパン姿の結城ってもラフなのに色気が出る。

もちろん色気が出るのはスーツ姿なんですが金髪サラサラウェーブってとこ色気プラスでたまりません。

これが普通の黒髪ならあまりときめかない。

やはり結城啓輔は金髪ですよ。

こんな結城。
彼が活躍する度に拍手もＰＶも増えしおりも増えた愛撫の先に…①
鳴かず飛ばずの作品を書いていた私には本当に結城啓輔には感謝したい。
何よりこんな結城啓輔を好きで応援してくださる、しおり拍手ファン登録、はたまたアンケート投票にコメント、作者ニュースに時々愛撫の先に…の事を書くと他よりも拍手が早く多い、すべて読者様のおかげ。

愛撫の先に…は脇役ながらヒーローなので主役級の結城啓輔、主役の菜々美より結城の方がストーリーを引っぱっているので彼なくしては愛撫の先に…は語れません。

ありがとう！