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第14章 名前もないたまごホリック男

ずいぶん前の章にも、そして前の章にも書きましたがたまごホリックは通りすがりの店のいち店員だけの描写の名もなきキャラだったのです。

奈々美がオムライス好きなので度々その店に行くようにもなりたまごホリック男を書いてしまう。

第１章奈々美が翔子の存在を知り結城と翔子という繋がりにモヤモヤし新しい彼氏を作るべく奮闘する。
マザコン男が出てきたりしますが、マザコン男なら話の中盤に出て奈々美が惹かれでもするならストーリーとして①の結城への惹かれる過程、②の嫉妬から距離をおく彼女の心は簡単にマザコン男には惹かれない。

だいたいマザコン男を書いていて気持ち悪かったし奈々美が惹かれるならずっとマザコン男を書く羽目になる。

たまごホリック男なら第１章の最初あたりに出ているからラストに向けての締め、ストーリーで言うと第６章の書きたいシーンだという時に結城と対峙する男にはたまごホリック男がストーリー的に締まる＆決まるのではないかとのたまごホリック男なのです。

ですがカッターをぶん回すたまごホリックはもちろんジム等には通ってなく運動不足男！
結城をジジイ呼ばわりするが体力的にジジイなのはたまごホリックの方、年も３０超えていて。
恋にうつつを抜かし仕事をさぼるたまごホリックは兄貴から辞めさせられ親元での暮らしなので食っちゃ寝食っちゃ寝でフットワークの身軽さとは程遠い。

そんなたまごホリック男、こんなにも活躍するキャラとは登場当時思ってもいません。
兄弟でやる店のいち店員だけの描写だったのにね。

いやはやこんなに出るなら名前つければ？
いやいや名前つけるのも苦労するのよ、書き手あるある。
最初はさわやかキャラでいらっしゃいませ〜等と言っていたのに第６章ではニート男と化していてセックスに関してしつこいくらい奈々美をいたぶってしまう悪に成り下がっています。

キャラ名前難しいっす。
爽やかな名前にしたらしつこいセックス等しなさそうでしょ。

ニュース等で結城登場、奈々美また受難ありと書いていたのは第５章〜第６章なのでたまごホリック男と通りすがりのスエット男にレイプされるという事なのです。

スエット男もニートなのです。

こう見ると働いてない男らはだいたいニート！
働く男は結城や中谷専務のスマートさをもった男性です。
高瀬も働いているけど女たらしなので描写は女たらしのいい加減さを強調。