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キミを愛シテ溺れてる
第11章 真っ白な青春のままで…(ソラ目線)
運ばれてきたウイスキーの氷をカランッと揺らした海田は真剣な表情で聞いてくる。
普段はふざけている事が多いのに、いつにも増して真面目なのは興味深い話だからなんだろう。
俺もその海田にしっかりと向き合うためにテーブルの上に肘をついて指を組んだ。
「……すごく柔らかいし、俺好みで最高」
「いいなー。今まで巨乳と付き合ったことがないからその感触が分からん」
「それを言うと俺も乙羽さん以外の胸の感触が分からないけど」
「ってか、風子ちゃんが初めての彼女だったんだな。
塑羅緒はミステリアスだから親友でも知らないこと多かったからびっくりした。まったく、おれらに色々隠して」
「隠すにしても、隠すものがなかったからね」
「付き合っていなくても、いい感じになってヤった女とかもいないわけ?」