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キミを愛シテ溺れてる
第12章 王子様の嫉妬が甘くて激しい愛に変わる時
向けられる情欲を受け止め続け、何度もピストンされた後は足がガクガクになった。
野外セックスを終えてからはベンチに座ったソラ先輩の膝の上にのせられて、離さないと言わんばかりに背後から私のことを抱きしめて可愛がってくる。
精一杯に振り向くとちゅっと唇を当てられて、行為をしていた時とは真逆の甘さに今度はニヤけてしまう。
そんなひと時も束の間、遠くの方に海田先輩と莉乃さんの姿が見えて探されていることを知った私はソラ先輩の膝の上から下りた。
「お迎えが来たから行きましょうか。今度は四人で学祭の続きを楽しみましょうね」
「うん。……ニヤニヤしてどうしたの?帰ってからも続きをするから覚悟しておけよ」
「ふふっ、いっぱい抱いてくださいね」
「っ……、可愛いすぎ……。次はキスもいっぱいするから」
「はい。……いーっぱいされたいです」
でも可愛い焼きもちが二人の愛を深めるセックスに変わるのはいいと思う。
ねっ、ソラ先輩。
【王子様の嫉妬が甘くて激しい愛に変わる時 END 】