この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
もう私、生徒じゃない
第13章 密室で二人きりの時間は

先生の過去、それは苦しくて痛いものだった。
額に浮かぶ傷はきっとその時のものなのだろう。
無意識のうちに涙が溢れていた。
その痛みを私は知らない。
その痛みをなくすこともできない。
それでもあなたの力になりたい。
これは、私のエゴだろうか。
ふと、先生が泣いていることに気づいた。
その涙を指先で拭うと先生が
その手を優しく握って指にキスを落とした。
私が驚いて顔を上げると
色っぽく上目遣いな先生の視線に
吸い寄せられたように目が離せない。
私は気づいたらベッドに押し倒されていた。
額に浮かぶ傷はきっとその時のものなのだろう。
無意識のうちに涙が溢れていた。
その痛みを私は知らない。
その痛みをなくすこともできない。
それでもあなたの力になりたい。
これは、私のエゴだろうか。
ふと、先生が泣いていることに気づいた。
その涙を指先で拭うと先生が
その手を優しく握って指にキスを落とした。
私が驚いて顔を上げると
色っぽく上目遣いな先生の視線に
吸い寄せられたように目が離せない。
私は気づいたらベッドに押し倒されていた。

