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もう私、生徒じゃない
第7章 知らなかった遊戯
その声を毛嫌いしていた。

汚いことだと思っていた。

それなのに今は自分の喉から声が溢れて止められない。

それでも自分が不快感ではなく、

快感を覚え始めていることに気づいて涙が零れる。



私は、汚い女だ。

気持ちいいなんて思っている。

いけないことなのに。



心がどんなに否定しても身体は快楽に素直だった。



「はぁっ…!漏れそう…ですっ…あぁ!」



「松永、そういうときはイキそうですって言うんだよ」



「あっ…あっ!ああっ!い…イキそうです…っ!!」



「いいよ、イッて、我慢しなくていいから」



滝野先生の言葉を聞いた直後

私は今週もお漏らししてしまっていた。

けれど、先週とは違って

お漏らしした瞬間、とても気持ちよかった。



そう、気持ちよかったのだ。
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