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第7章 知らなかった遊戯

「良い感度だ。それにほぐれてる。

　もうやってきた後だったの？」



ねっとりとした口調で男が話しかけてくる。



男は立ち上がると拘束された腕の内側を

ベロンとねっとりなめあげる。

腕を舐められ嫌悪感を抱くが

自分の気持ちと裏腹に気持ち良さそうな声が

自分の喉からせり上がった。



「ぅん〜〜！」



「ああ、こんな所でも感じてる」



男はペロペロと腕の至る所を舐める。



「ぅん…んん…んぁ…んっ…」



舌の動きに合わせて声が出てしまう。

普段ならこんなこと絶対ないのに…。

どんどんボーッとして何も考えられなくなる。



男の舌が腕から離れたかと思うと

再び指で下の割れ目をなぞられた。

電撃が走ったように快感が押し寄せ、

信じられないほど大きな声を上げてしまった。