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もう私、生徒じゃない
第7章 知らなかった遊戯
「ねぇ、これ、なんだと思う?」



男はパンツについていたクリーム状のものを

指で掬って私の目の前まで持ってきて

低いトーンのまま私に話しかけて来る。

口の中に入っているハンカチで喋れない。

そんな私のことを気にせず男は話し続ける。



「多分、媚薬だ。

 お嬢ちゃん自分で塗ったわけじゃなさそうだし

 きっともう飼い主がいるんだよね。」



飼い主…。

滝野先生の顔が横切る。



「あーあ、冷めちゃった。

 でも、せっかくだから聞かせてもらおうかな。

 お嬢ちゃんのイキ声」



男はそういうと掬ったクリームごと

私の秘部に触れてきた。



「ぅんんん!!!」



ピンクローターで感じた甘い痺れより

さらに強い痺れが全身を巡る。

ひと撫でされただけで膝が震え立つことすら危うい。



その様子を見た男の顔色が変わった。
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