• テキストサイズ
雪の日に祝福を・・・。
第8章  2人の夢
  


 後を追うように立ち上がりエレベーターに2人で乗り込む。

 息が詰まりそうな空間のなかで言われたことが頭をグルグル回っていた。


「では、あとを頼むね。」


「はい、お気をつけて。」


 車に乗り込むまで見送ってオフィスに戻った。


「若狭!」


「あぁ、おはよう。」


「あれ、千明社長だよな?」


「ええ、そうよ。」


「俺は、担当を外されたのか?」


「いいえ。私に個人的にご用だったの。」


「〝個人的なご用〟ってなんだよ?」


「元婚約者でも、教えてあげないわ。」


 にっこりと笑っていつものように誤魔化した。内心は、穏やかではなかったが・・・


「おい。」


「ふふ。」


「あんまりイジメんなよ。」


「ごめんね。ところで赤ちゃんは、順調?」


「おかげさまで。」


「そう。」


「仕事するか。」


「そうね。」


  
/234ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ