この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
籠鳥 ~溺愛~
第21章

洗面所で服を脱いだ美冬は、バスタオルを巻いておずおずとジャグジーへと近づく。
「あ、あっち向いててください!」
こちらをにやにやと見つめている鏡哉に、美冬は反対方向を指し示す。
「恥ずかしがり屋だなあ、美冬は」
くすくすと笑われながら、美冬はタオルを取ってシャワーをさっと浴びるとジャグジーに浸かる。
気恥ずかしい美冬は、鏡哉から離れた隅に小さくちじこまる。
「こっちおいで」
そう言って美冬を引き寄せ簡単に背中から抱きしめてしまった鏡哉は、とても楽しそうだった。
(こんなに喜んでもらえるなら、もっと入っておけばよかったな)
体を強張らせていた美冬も徐々に鏡哉の胸に背を預け、リラックスする。
背中にとくとくという鏡哉の規則正しい鼓動が伝わってくる。
目をつむると人肌のお湯と鏡哉の体温が一緒で、自分のすべてを鏡哉に包まれている気分になる。
「ふふ、幸せ」
思わずそう言った美冬に、鏡哉がくすりと笑う。
「私も、いつも美冬と一緒にいられて幸せだよ」
そう美冬の耳元で囁いた鏡哉は、腕を緩めると美冬の両胸をやわやわと揉みあげる。
自分の小さな胸が大きな鏡哉の掌でふにふにと形を変えていくのを見るのは、とんでもなく恥ずかしかった。
「あ、ダメ……今日は普通にお風呂に入るの」
しかし鏡哉は胸への愛撫を止めてくれない。
乳首をつまんできゅっと引っ張られると、全身にぞくぞくと刺激が這い回る。
「んっ、はぁ、ぁあっ」
美冬の息が上がり、バスルームの中に響く。
徐々に官能の火を付けられる体は体温が上がり、夏だからぬるめに入れたお湯にのぼせそうだ。
ぞくぞくと震える腰に鏡哉の固くなったものが当たる。
鏡哉が興奮しているのを感じ、美冬の中心がピクリと反応した。
(欲しい、鏡哉さんの――)
口から甘い声と共に、吐息が漏れる。
「ベッド、行こうか」
耳元でそう囁かれ、美冬は恥ずかしそうにこくりと頷いた。
そばに置いていたバスタオルを巻かれ、横抱きにして鏡哉のベッドルームへと運ばれる。
ゆっくりとベッドの上に降ろされた美冬は、熱っぽい瞳で鏡哉を見上げる。
上に覆いかぶさってきた鏡哉が、しっとりと唇を重ねてきた。
何度も唇を啄ばまれ解された後、口内を丹念に舐めあげられる。

