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籠鳥 ~溺愛~
第21章            

 舌の裏を舐めあげられるとびくびくと体が震える。

 貪る様に味わいつくされた頃には、美冬の瞳は潤みとろんとした顔になっていた。

「そんな顔、私以外に見せてはいけないよ」

 男の情欲をそそるその表情に、鏡哉は苦笑してそう零す。

 鏡哉から与えられる巧みな胸への愛撫に、美冬の甘い喘ぎも大きくなる。

「あぁん……んっ……ひぅん」

 自分と同じだけ鏡哉に気持ち良くなってほしくて、恐る恐る鏡哉の胸元に手を伸ばす。

 指先が自分のよりは小ぶりな乳首をかする。

 それを潰す様にしたとき、鏡哉か美冬の胸から顔を上げた。

「美冬?」

「きもち、い?」

 見下ろしてくる鏡哉に小さく首を傾げて尋ねると、鏡哉の顔がくしゃりと崩れる。

 そんな表情を見たのは初めてで、美冬は思わず「かわいい」と口にしてしまった。

 9歳も年下の少女にそんなことを言われ、鏡哉の顔は文字通り狐につままれたようなものになった。

 さっと体を抱えられたかと思うと、体勢を逆転されていた。

 美冬の小さな体を腹の上に乗せた鏡哉は、クッションを幾重にも重ねたベッドヘッドへと凭れ掛る。

 鏡哉の上に跨る、その恥ずかしい体勢に美冬は慌てた。

「き、鏡哉さん?」

「美冬が気持ちよくしてくれるんだろう?」

 嫣然と微笑んだ鏡哉は、少し意地悪な表情で美冬を見下ろしてくる。

(え、ええぇ〜!?)

 そんな大それたことを思った覚えはないが、鏡哉はとても楽しそうだ。

 意地悪のスイッチを自分はどうやら入れてしまったようだ。

 美冬は鏡哉の体を見下ろす。

 無駄な肉など一切ない、引き締まった美しい男の体。

 恐る恐る掌で体の輪郭を辿ると、鏡哉は少しくすぐったそうにした。

 鏡哉にいつもされていることをしてみよう、そう腹を括った美冬は体を起こし鏡哉の首筋に頭を埋めた。

 首に片手を添えると、小さな唇でいくつもキスを降らせ、舌で舐めあげる。

 鏡哉の反応はよく分からないが、美冬の背に広がっている長い黒髪をゆっくりと梳き始めた。

 舌で鎖骨を辿り、少し強めに吸い付く。

 適度に焼けた肌に小さな鬱血が浮き上がる。  

 世にいうキスマークを付けてしまったと美冬は焦るが、それに気づいた鏡哉が微笑んだ。

「浮気防止の、しるし?」

 美冬がそう恥ずかしそうに上目使いに呟く。


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