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籠鳥 ~溺愛~
第8章
今度はずにゅっという音を立て、やすやすと指が呑み込まれた。
「はぁぅ……っ!!」
(狭くて、熱くて……柔らかい)
美冬の中のあまりの気持ちよさに、鏡哉はすぐさま己の欲望で貫きたい欲求に駆られる。
ゆっくりと指の腹で内壁を辿ると美冬の細い腰がびくびくと痙攣する。
「ぁあっ 鏡哉さんっ あ、あっ……」
うつぶせの美冬からくぐもった吐息が漏れる。
拘束された両手で必死にシーツを掴んで、鏡哉の与える刺激に耐えている美冬は壮絶に艶っぽかった。
もっと淫らに喘がせたくなった鏡哉は、秘芯を弄りながら指の出し入れを再開する。
出し入れする度にぐちゅぐちゅと卑猥な音を立て、蜜が溢れてくる。
実は処女を抱くのは初めての鏡哉だったが、美冬はとても敏感な体の持ち主なのだと悟った。
入り口の後ろのほうを擦ると、いい鳴き声を上げて打ち震える。
中を文字通りのの字にかき回してやると、締め付けては来るもののもう一本指が入りそうなほど中が緩んできた。
指を三本に増やし、それぞれを感じている上の中ほどと入り口の後ろら辺を同時に擦る。
「やぁっ! いやっ ……やぁんっ……ふ、ふぅぅううっ!!」
あまりの強い刺激に耐えられなくなったのか、美冬はシーツにこすり付けるように頭を振って果てた。
長い黒髪が白い肌に散る。
鏡哉がいつも乾かし、丁寧にブラッシングしてきた髪が。
何もかもが自分を煽った。
髪も、折れそうなほど細い腰も、もう力が入らなくて鏡哉の指を締め付けたままベッドに崩れ落ちるさまも――。
もう我慢など出来る筈もなかった。
鏡哉は指を引き抜いて着たままだったジャケットを脱ぎ捨てるとチャックを引きおろし、もう完全に勃ち上がった己の半身を取出した。
崩れ落ちて全身で痙攣している美冬を仰向けにする。
美冬はとろんとした瞳で視点が合っていないようだった。
どう見ても中学生にしか見えない容姿にその怠惰な瞳があまりにもちぐはぐで、それがまた鏡哉の嗜虐心を煽る。
力の入っていない両足を割り開き、蜜壺に己の雄を擦り付け、蜜を纏わせる。
秘芯を擦りあげる度に美冬の体がひくつき、その行為だけでも鏡哉は達してしまいそうになる。
焦燥感に駆られて、美冬の蜜壺に己の雄をねじ入れた。
「あ……あぅん……」