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籠鳥 ~溺愛~
第8章
カリの部分はツプププという音をたてやすやすと飲み込まれたが、その先がきつかった。
処女のきつさとはこんなにきついのかと、メガネの奥の目を見張る。
鏡哉は先端を潜り込ませたまま、美冬の胸を片手で揉みこんだ。
しっとりと掌に吸い付く胸を執拗に下から掬うように揉んでやると、中が少しだけ緩んだ。
入り口の上の突起をくにくにと指先で潰しながら、鏡哉は一気に美冬の中を貫いた。
「くぅああっ! あ、あ、はぁああっ!!」
今まで夢見心地だった美冬が瞳を見開いて、中を暴かれた苦しさを訴える。
火傷しそうに熱く感じる中が、ぎゅうぎゅうと信じられない力で鏡哉のものが上下左右がら締めつけられる。
脳髄が焼き切れそうなほどの快感が、鏡哉を襲う。
(ま、まずい)
「……っく!」
目を閉じ苦しそうな息を吐いて一旦は耐えた鏡哉だったが、
「き、きょうや……さ、ん」
美冬に名前を呼ばれ目を開けた瞬間、飛び込んできた美冬の痴態を目にし、一気に箍が外れてしまった。
信じられないほどの快感が全身を貫く。
「っ……!!」
びゅるびゅると音が聞こえそうなほど、鏡哉のそれは美冬の中に欲望を吐き出す。
「はあ、はあっ、はあ……」
鏡哉はぐったりと美冬の体の両脇に手をついた。
(信じられない、中学のガキじゃあるまいし……)
早々に果ててしまった自分に信じられなかった鏡哉だが、しかし直ぐに美冬の中に納めていたものは硬さを取り戻した。
「き、鏡哉さ、ん?」
大きさを取り戻しまた中を広げた鏡哉を、美冬は目に涙を湛えて見上げてくる。
「美冬……」
視線を落とすと自分の2/3ほどしかなさそうな細い腰で必死に大人の鏡哉のそれを受け止め、破瓜の血をにじませている美冬のそこが目に入った。
(美冬の中に、入っている……)
子供だ子供だと自分に言い聞かせてきた美冬の体に、確実に鏡哉は溺れていた。
少し引き抜いてまた挿入すると、美冬が痛そうに鳴く。
痛みも快感も全て自分が与えているのだと実感した鏡哉は、美冬のすべてを征服したい欲求に駆られた。
繋がっている美冬のそこの上の尖りを指で乱暴に押しつぶす。
「ひ、ひゃあ……っ!!」
美冬の腰がびくりと跳ね、中がゆるゆると蠕動し始めた。