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第1章 好きな人


私今何かした?ただ絵を見てただけなんだけど⋯

「それ以前に、光莉は何処か惹かれる。印象的な子だと俺が覚えていたのも、必然的な運命だったのかもしれない」

よくわからないけど、喜んでいいんだよね?

「もちろん、光莉が良ければの話だが」

モデル⋯
私の中のイメージは真ん中に女性が立っててその周りを人が囲むようにして絵を書いている光景

うーんでもなんか違うか気が

「私は何をすればいいのかな?」

「そこに座るだけで大丈夫だ。何も気にしなくていい。」

ほっとする。なんだ、簡単だ。

「因みに、ヌードはOKか?」

ヌード⋯

「ヌード!?!?」

後ずさりをして漫画のようなリアクションをとってしまう

「無理無理無理無理です!」

そんな、好きな人の前で裸なんて死んでもやだ!!!

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