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第1章 好きな人

「そうか⋯」

残念そうな表情をする

流石に祐介くんの頼みでもそれは恥ずか死んじゃう

「なら、また日を改めて、宜しく頼む」

「よろしくお願いします」

ぺこりとお辞儀をする

なんか、ちょっと思ってたけど祐介くんて変わってるな⋯

絵を描くことに一途すぎて他がちょっと抜けてるというか

でも、そんなところも好き

尚更好きになっちゃった

チラっと祐介くんを見ながら思う

こちらの目線に気づくと「？」と言った顔で見返してくるが

ううん何でもないと答える