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第2章 初めてのお手伝い
「お邪魔します」
あれから数日後、私達は再び会うことになった
もちろん、モデルとして
「この間とは何だか雰囲気が違うな」
「毛先だけちょっと巻いてきたの⋯一応、見た目に気を使わないと行けないかなって思って」
それもあるけど、好きな人に見られるんだもん
ちょっとでも可愛くありたい
「なるほど、髪か」
そう言いながら私の髪に触れる
ドキンっ
えっ⋯
一気に顔が赤くなる
「綺麗な髪だな」
そう言って私の頭を撫でるように触る
や、やばい⋯!
ドキドキドキドキ
鼓動が激しくなる
「描きがいがあるよ。光莉のような子が来てくれてとても助かる」
私の髪から細く長い指が離れていく
あっ⋯

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