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第2章 初めてのお手伝い
ん⋯
違和感がして瞼を少しずつ開く
目を開けるとそこには祐介くんが⋯
私をお姫様形式で抱えていた
「ゆ、祐介くん!?」
「すまない。起こしてしまったか。ベッドへ移動させようと思ったんだが。」
「あ、あ、ありがとう⋯。でも、もう起きるから、大丈夫!」
動揺を隠しきれない
早く下ろして~恥ずかしい!
「そうか」
足もとから丁寧に下ろしてくれる
「ごめんね、寝ちゃってた。」
「いや、それは俺の方だ。君のマッサージが心地よく気づけば眠っていた」
祐介くんが時計を見る
私もつられて見ると、もう12時前だった
「あっ⋯」
「どうした?」
「終電⋯なくなっちゃった」