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第2章 初めてのお手伝い


「今⋯か?」

「うん。暗いし。」

「それは構わないが⋯」

そしてもうひとつ、大事なこと。

「あとね、⋯⋯いの。」

「⋯?すまないもう一度言ってくれ。」

「⋯⋯脱がせてほしいの。」

「⋯え?」

「自分で脱ぐの恥ずかしいから、祐介くんに、脱がせてほしいの。」

もうここまで来たら、あとにはひけない。

「余計に恥ずかしく⋯ないか?」

ううんと首を振る

「そうか⋯」

暫く沈黙が続く

先に沈黙を破ったのは祐介くんだった

「今からそれを⋯やるのか?」

「⋯⋯うん」

「⋯⋯わかった」

祐介くんはゆっくり体を起こす

私もそれに続いて体を起こす

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