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第1章 好きな人

もしかしたら、学校にいる間に連絡が来るかもしれない⋯
そう思うと授業中も気が気じゃなかった


結局、彼からLINEで返事が来たのは、夜寝る前だった

『こんばんは。朝、手紙を貰った者だが⋯』

ドキン⋯！


まだ、既読をつけない
もしかしたらまだ何か送ってくるかもしれないから

でも何もこなかったのでトークを開いて返事をする

『朝は、いきなりすみません！』

ひとまずそれだけ送って、友達追加をしてひとつ前の画面に戻る