この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
いつまでも思春期
第13章 健康優良児

私も証言しよう。

昭和52年頃、つまり小学生4年か5年で、クラスメートの男子一名が健康優良児で表彰された。
一学年200名もいた時代、全校からたった一人である。
彼は、その関係で一日だけ学校を休んだ。
表彰式に出席したのか、あるいは審査だったのかは本人は語らなかった。

しかし、一年後、彼はたまたま足を骨折したせいで、その年の健康優良児から除外された。
骨折が治れば、また健康体に戻るのに──変な審査基準だと思ったものだった。

いまネットを参照すると、「発育を見るために、小学4年から中学まで毎年検査された」という証言があり、クラスメートの失格と符合することになる。

もう一つ、私にはテレビの記憶がある。

同じ頃、偶然見た何かの番組──ドキュメンタリーものだったのは疑いない。

──お尻を向けて真っ裸で直立する中学生ぐらいの女子。

精密な身体計測だという。
白衣の女性が彼女の肌に手際よくメジャーを当てていく。
「人体には100箇所以上の計測ポイントがあるが、手慣れた□□なら20分ほどですべて終わらせる」とナレーションが入った。
この□□は職員だったか係員だったか、とにかく女医ではなかった。医療のためではなく、健康な普通の女子を裸にしていたのは確実だ。

1分もなかった映像だが、興味本意で裸体を映したわけではなさそうだった。たまたま女子の計測中だったから遠慮がちに映したという感じだった。

とにかく、全裸の身体計測は「在る」ということだ。
カメラが退出したあと、メジャーはもっと奥の、秘めやかな部分にも当てられるのではないのか。

なにしろ、真っ裸にされているのだ。

ほら。
私でも、パーツは入手できた。

ここからストーリーは作られていく。
──────────
/53ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ