この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
いつまでも思春期
第20章 人生初のアダルトビデオ
▼
すべて終わったあと、眠る恋人の横でスリップ姿の美少女は、
セックスには人類が存続するための必須行為と認めながら、恋人がいる限り、自分にも義務があることを負担に感じる。
アダルトビデオとしては、かなり異例だったが、
なにしろ、一本目。その辺りはよくわからなかった。
▼
▼
後日談がある。
彼女は、熟女として芸名を変えてアダルトに返り咲く。
その時、テレビに出てインタビューに答え、
「パンツを穿いていた」と明かした。
あくまでも演技だから、全裸になるまでもないともとれる不遜なコメントではないか。
絞りだしたような「おっぱい」のコメントも、鏡の前のフルヌードの勇気も、すべて演技だったのか。
▼
弁護するとすれば、
2作目はフルだった。
処女のまま、ソフトなAVに起用されて全裸をさらしたあとで、リアル恋人と初体験をするストーリー。
美しいバストを責められながら、あえぎ声をあげ、
体勢が変わり、組み敷かれていた彼女が上になると、かわいいお尻に目を奪われた。
今度は全裸だ。
アダルトビデオはバーチャルで、この初体験はリアル。
だから、パンツまで脱がなければ違いがわからない。
真っ裸が必要なら真っ裸になる──やはり、女優だった。
──────────
すべて終わったあと、眠る恋人の横でスリップ姿の美少女は、
セックスには人類が存続するための必須行為と認めながら、恋人がいる限り、自分にも義務があることを負担に感じる。
アダルトビデオとしては、かなり異例だったが、
なにしろ、一本目。その辺りはよくわからなかった。
▼
▼
後日談がある。
彼女は、熟女として芸名を変えてアダルトに返り咲く。
その時、テレビに出てインタビューに答え、
「パンツを穿いていた」と明かした。
あくまでも演技だから、全裸になるまでもないともとれる不遜なコメントではないか。
絞りだしたような「おっぱい」のコメントも、鏡の前のフルヌードの勇気も、すべて演技だったのか。
▼
弁護するとすれば、
2作目はフルだった。
処女のまま、ソフトなAVに起用されて全裸をさらしたあとで、リアル恋人と初体験をするストーリー。
美しいバストを責められながら、あえぎ声をあげ、
体勢が変わり、組み敷かれていた彼女が上になると、かわいいお尻に目を奪われた。
今度は全裸だ。
アダルトビデオはバーチャルで、この初体験はリアル。
だから、パンツまで脱がなければ違いがわからない。
真っ裸が必要なら真っ裸になる──やはり、女優だった。
──────────