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舞い散る花びら
第2章 調教の日々の始まりー身体検査ー

ピロロロロン ピロロロロン 携帯のアラーム音が鳴っている。
幸いさくらはアラームを平日同じ時間に鳴るようセットしていたので
泣き崩れたまま寝入ってしまっても、いつも通りの時間に起きることができた。
重い体を引きずりとりあえずシャワーを浴び、
食欲はあまりないものの朝食を半ば無理やり取った。
もともとそこまでメイクに時間はかけないが、
今日はなおさらきっちりとメイクする気にもなれず最低限で済ませ
なんとかほぼいつも通りの時間に家を出ることができた。
いつもなら徒歩15分ほどで大学院の自分の研究室に着くが
あまりに上の空で歩いていたせいか今朝は25分ほどかかっており
気が付けば始業時間ギリギリになっていた。
ため息をつき、研究室のドアを開けると、いつも通りの研究室だった。
同じ研究室に所属する大学院生2人と研究生1人、ゼミ生の大学生が数人いた。
幸い浅井教授が昼過ぎまで授業や会議でいなかったこともあり
なんとか何事もなかったようにいつも通り振る舞い過ごした。
(このまま教授が帰ってこなければいいのに・・)
昨日あのようなことがあった後に教授の顔を見るのは耐えられない。
今まで信用ししたっていたのに、助けてもくれず、それどころか楽しんでいる
ようだった。
と、そのときガチャっと研究室のドアが開く音がした。
「あぁ忙しかった・・」と言いながら浅井教授が研究室に戻ってきた。
さくらはなるべく見ないようにモニターの影に隠れるようにしていたが
「野々宮さん、ちょっと今度の学会の資料の件でお願いがあるんだけど」と
教授室に呼ばれてしまった。
他の研究生たちがいる手前普段通りに振る舞うしかないさくらは
しぶしぶ教授室に行った。
ドアを閉めるよう言われ、ドアを閉め隣の部屋にほかの研究生がいるとはいえ
教授と二人きりになってしまった。
「次の学会は姉妹校のイギリスの大学から学院長が来られることになっていて
理事長も一緒に出席するんだ・・・・・・・」
ともっともらしく学会の話を始めた浅井教授だったが、
顔はにやりといやらしい笑みを浮かべていた。
幸いさくらはアラームを平日同じ時間に鳴るようセットしていたので
泣き崩れたまま寝入ってしまっても、いつも通りの時間に起きることができた。
重い体を引きずりとりあえずシャワーを浴び、
食欲はあまりないものの朝食を半ば無理やり取った。
もともとそこまでメイクに時間はかけないが、
今日はなおさらきっちりとメイクする気にもなれず最低限で済ませ
なんとかほぼいつも通りの時間に家を出ることができた。
いつもなら徒歩15分ほどで大学院の自分の研究室に着くが
あまりに上の空で歩いていたせいか今朝は25分ほどかかっており
気が付けば始業時間ギリギリになっていた。
ため息をつき、研究室のドアを開けると、いつも通りの研究室だった。
同じ研究室に所属する大学院生2人と研究生1人、ゼミ生の大学生が数人いた。
幸い浅井教授が昼過ぎまで授業や会議でいなかったこともあり
なんとか何事もなかったようにいつも通り振る舞い過ごした。
(このまま教授が帰ってこなければいいのに・・)
昨日あのようなことがあった後に教授の顔を見るのは耐えられない。
今まで信用ししたっていたのに、助けてもくれず、それどころか楽しんでいる
ようだった。
と、そのときガチャっと研究室のドアが開く音がした。
「あぁ忙しかった・・」と言いながら浅井教授が研究室に戻ってきた。
さくらはなるべく見ないようにモニターの影に隠れるようにしていたが
「野々宮さん、ちょっと今度の学会の資料の件でお願いがあるんだけど」と
教授室に呼ばれてしまった。
他の研究生たちがいる手前普段通りに振る舞うしかないさくらは
しぶしぶ教授室に行った。
ドアを閉めるよう言われ、ドアを閉め隣の部屋にほかの研究生がいるとはいえ
教授と二人きりになってしまった。
「次の学会は姉妹校のイギリスの大学から学院長が来られることになっていて
理事長も一緒に出席するんだ・・・・・・・」
ともっともらしく学会の話を始めた浅井教授だったが、
顔はにやりといやらしい笑みを浮かべていた。

