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train perfume
第1章 一駅先の男子高校生
短髪黒髪で、180はありそうな身長に加えてガタイも良い。
黒いリュックサックを足元に挟んで、窓に寄りかかってる。
だれが見たってイケメン男子高校生だろう、だけど、私が惹かれたのは顔とか雰囲気とかじゃなかったの。
彼からは、甘くて、だけどどこか鼻に残るような、堪らない匂いがしてくる。
香水とか、制汗スプレーとかの匂いじゃないはず。
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