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第1章 出会いの始まり

自分「あの…食べていきます??」
考えるそぶりもみせず、コンマ一秒の早さで、

綾乃「食べっう!!」
元気よく答えてきた。てか今のって噛んだのか?
噛んだだろ？と意味のわからん考えを頭に抱いていた。

食べたあと、よほど気に入ったのか、停止してあったDVDを勝手に再生していた。

皿洗いを終えた俺は、彼女の隣ではなく少しは慣れたところに座り、自分の中で、ものすごい緊張の空気が流れていた。

何せ自分は女性との関わりあいなど、いままでにカーちゃんぐらいだったからテンパっていた。