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第11章 セックスコンテスト!?ーセックス自慢コンテスト編ー
何とか人混みから脱出できた。
会場の後ろからコンテストの様子を眺める。
セックスを目の当たりにしてから何かおかしい。

モジモジして、ムラムラして。
下着の中が濡れてるの分かる。
大輔さんに会いたい。
大輔さんに愛されたい。
そんな感じ。

「聖」
私を呼ぶ声がして振り向くと、大輔さんがいた!
「大輔さん!」
嬉しさのあまり、大輔さんに抱きつく。
「聖?」
「大輔さんに会いたかった」
「オレの部屋行こうか?」
「でも…」
ここを離れるわけには…。

「姉さんにはオレから話しておく。2人だけでコンテストしよ?」
「大輔さんのエッチ…」
「会社では副社長じゃなかった?如月さん?」
大輔さんがからかってくる。
「もぅ、大輔さんのばかぁ!!」

そして、大輔さんと手を繋いでこっそり会場を抜け出す。
本館に続く渡り廊下を通り、7階の重役エリアへ。
「大輔さん今日は休みじゃ?」
「まぁ、そうだけど…」
「休んでなくて良いの?」
「半日休んだし」
何かいつもと違う様子の大輔さん。

部屋に入り、大輔さんが施錠する。
「聖、今日参加してみてどうだった?」
「大輔さん以外の男性の裸見ても何も思わなかったよ。でも…」
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