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僕の彩芽
第2章 ニ
香水だろうか。秋人から甘い香りがする。そんな香りとは反対に私を冷たく睨みながら、秋人は強引に私の顔を下半身へ近付ける。
「無理は無しだと言っただろ?」
「いや、ぁ……」
ボクサーパンツ越しでも分かる熱の塊。パンパンに膨れ上がり、ボクサーパンツから今にも溢れ出そうな程押し上げている。それが頬に触れると、背筋を凍り付かせながらも私は鼓動が高鳴った。
「ほら、早く舐めろ」
「いや、んぅっ……」
今度は強引に熱の塊を唇へ押し付けられ、顔を離そうとするが、秋人の力には敵わない。
「舐めないと、犯すぞ」
そう低い声で脅され、漸く観念してボクサーパンツの上から舌を這わせ始めた。
「ん……」
恥ずかしくて気絶しそうだ。サラサラするボクサーパンツの生地。その下には秋人の性器があると思うと、思考が停止しそうになる。
「吸え」
そう言われて熱の塊をやさしく吸い上げると、ぴくんと動いたのが分かり驚くも。
「もっとだ。もっと強く吸って良い」
次第と優しくなる秋人の口調に緊張をほぐされながら、私は熱の塊を繰り返し吸い続けた。