この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
僕の彩芽
第12章 十二


「おい、ポチ、起きろ」

「んっ……」

「起きろ。起きろって言ってんだろ?」

 翌朝。……いや、午後か。ベッドで寝ていると、体を揺さぶられて私は目を覚ました。

 ベッドの側に立つ秋人さんは、そんな私へ唐突に告げる。

「温泉旅行に行くぞ」

「えっ……温泉旅行……?」

「こないだ言ってただろ。連休旅行に行くって」

「行ってましたけど、今日ですか?!」

「ああ。もう豪は準備してリビングにいるぞ」

 え、えぇぇぇ!そんな突然!どうしよう。今日もエルで働かないといけないんだけど……。

 体をお越しながら、秋人さんの無表情な顔を見る。

 ……ま、いっか。蝶子さんも私がマンションにいないなら諦める筈。

「ポチも早く準備しろ」

「はいっ!」

 そのまま私は元気に返事をして、ベッドから降りた。

/239ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ