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僕の彩芽
第13章 十三
「……あっ、あっ、あっ……あぁん……」
浴衣ははだけ、布団のシーツも乱れ、畳は振動する。体のぶつかり合う音も和室には響いていた。
そういえば、豪とさくらさんはどうしたのかな……。まだ隣の部屋にいるのかな……。だとしたら、私の声も聞こえてるよね……。
「……んっ……ふうっ……んっ、んっ……」
「声を我慢しなくて良い。豪とさくらなら離れから出て行く音が聞こえた。大方一緒に貸し切り風呂に入って、またしてる」
「……そうなんですか……?」
豪とさくらさんは付き合うのかな……?抽送されながら、ふとぼんやりと考えた。