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僕の彩芽
第14章 十四
* * *
「……彩芽、痛くないか?」
「……あっ。あっ。……はい……あぁんっ……」
ギシギシと唸るベッド。後ろから引かれる両手。
浴室から寝室へ連れて行かれた後、たっぷり濃厚な前戯をすると、私はベッドで四つん這いになり、後ろから秋人さんの性器を挿入された。
パンパンに膨らんだ性器で、中を擦られる度に絶頂が近づいてくる。
「……あっ!あっ!あっ!」
「……彩芽、好きだ……。好きだよ……」
激しい律動とは反対に優しい声が後ろから囁かれると、子宮も心もキュンとしていた。
急に寝室のドアが開くと、ビクッとしたが。
「おはようございまーす!秋人さん!彩芽!」
「……豪。朝から何の用だ?」
「二人共今日暇ですよね?!映画観に行きましょう!」
「……暇に見えるか?生憎今は、彩芽を気持ち良くしてる真っ最中だ」
……豪。本当にタイミング悪い!というか、声とか物音で分かるでしょ!絶対わざとだ!
「あー、そうすか!じゃあ終わるまで、リビングで待ちますね!」
「おい……」
寝室のドアを閉める豪に低く話すと、秋人さんは仕方なさそうにため息を吐く。
抽送は止まったまま。焦れったい……。