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イかせ屋…
第5章 キス
甘い香りがする。
目を開けると昌さんが窓の外を眺めながらシガリロを燻らせてる。
もう…朝?
身体を起こす。
浴衣は綺麗に着せられてる。
夕べはまた失神しちゃったんだ。
恥ずかしくなっちゃう。
「起こしたか?すまない。」
昌さんが微笑む。
「もう…、朝かしら?」
「ああ…、朝顔が咲いたよ。」
窓から見える朝顔の弦。
私も窓から覗いてみる。
窓の下にピンク色の綺麗な朝顔が咲いてる。
「風呂に入る前に梓はここの手入れが必要だけど覚悟はいいか?」
ふざけるように私を抱きかかえて陰部を指差して来る。
「昌さんになら全てを任せます。」
真面目に答える。
昌さんが一瞬だけ赤い顔をした。
私…、昌さんに甘えて頼り過ぎ?
もしかして、凄い迷惑な女なのに借金を回収する為に仕方がなく恋人気分をやってる?
少し胸がチクチクと痛くなる。
「さてと、さっさと済ませよう。」
昌さんが私をお布団に寝かせる。
「ちょっとだけ我慢をしてくれ。」
浴衣の裾が捲られる。
今朝は朝日が差し込む中でしっかりと茂みが見えるところまで捲られた。
「あんまり見ないで…。」
「努力はするが見ないと手入れが出来ないだろ?」
昌さんが苦笑いをする。
まずは茂みと肌を柔らかくするオイルを塗られてマッサージをされる。
「ああっ!あんっ!」
マッサージでも昌さんのテクニックには抗えない。
「可愛いな。梓は…。」
昌さんが愛おしげに私を見る。
「そろそろか…。」
次は脱毛のムースを綺麗に塗られる。
ひんやりとしたムースと昌さんの指先に感じて股間の真ん中がジュンッと熱いものを溢れさせる。
「コラ…、愛液を溢れさせたらムースがムラになる。」
「だってぇ…。」
チュッ…
額にキスがされる。