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イかせ屋…
第7章 告白



次に目が覚めるとまだスーツを着たままのだらしない昌さんが私の隣りで眠ってる。


「昌さん…?昌さんってば?」

「梓…?悪い。今日は寝かせてくれ。」


そう言うと私に背中を向けてしまう。

とりあえず、ネクタイを外してスーツの上着を脱がせる。

ズボンも脱がせた方がいいよね?

前回、昌さんの裸を見た時は刺青に目を奪われて肝心な部分を見てない。


「昌さん…。」


スボンのベルトを外してファスナーを下ろす。

ボクサーパンツなんだ…。

初めて見る昌さんの下着にちょっとドキドキとかしちゃう。

股間の部分が少し盛り上がりを見せてる。

私の股間がそれを求めるようにキュンッと熱くなる。

パンツの上から昌さんのものをそっと撫でる。

本番はしない風俗の男…。

なら、彼の本気の本番ってどんなに凄いの?

あぁ…、ダメ…。

考えただけで身体が熱くなって疼いちゃう。

パンツの上から、その愛おしい男のシンボルにキスをする。

キャー!?

私ったら、これじゃ痴女じゃない!?

でも…。

夕べの彼は私に好きだって言ってくれた。

あの言葉は本物?

それとも、あれもイかせ屋としての演技?


「昌さん…。」


全く反応がない。

完全に眠ってる。

起きたら聞くしかないか…。

ため息をついてお風呂に向かう。

胸に変な跡がついてる。

酔った昌さんが


「俺の梓…。」


とか言って付けたキスマーク。

いやぁん!俺の梓だって…。

嘘でも嬉しいとか思っちゃう。

お風呂を済ませてダイニングに向かうと今朝は昊さんだけが居る。

やだなぁ…、また嫌味を言われそう。

そんな事を考えるとドタバタと足音がして昇君が来たからホッとする。



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