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イかせ屋…
第7章 告白
「んあーっ!いや!やめて!」
そう叫ぶくらいに昌さんの本気は激し過ぎる。
「遊んでられないんだろ?」
いつもよりも昌さんが私に厳しい態度をする。
「でも…、おしっこが出ちゃう!」
「それでいいんだよ。潮を吹くってそういう事だ。」
「あれって、おしっこなの!?」
「違う。別の分泌物だ。オーガニズムの限界の時だけに分泌物される特別な愛液。だが、それは尿道から分泌されるから尿意を催したようになる。」
淡々と肉体についての説明を受けるけれど私の羞恥心がその行為を認めない。
おしっことは違うとわかってても感覚がおしっこと同じなのだから、それを人前で見せる行為を身体も頭も許そうとはしない。
「だから、梓の気持ちが必要なんだ。」
私の胸にキスをして昌さんが言う。
「本気で俺に全てを曝け出す梓の気持ちが俺は欲しい…。」
これが普通の愛の告白だったなら私は喜んでおしっこを昌さんに見せる。
だけど…
「無理ぃぃぃいい!」
そう叫んで、オーガニズムには達せても潮を吹くまでには至らない。
「梓!」
「だってぇ…。」
「頼むから…。」
昌さんの方が泣きそうな顔になる。
泣きたいのは私だってば!
いや!おしっこだけはいや!
それが頭を離れない。
ただ、昌さんの愛撫に責められて狂いそうなくらいに喘ぎ続けるだけだった。
その夜から5日間、食事も部屋で取り、私は昌さんにイかされ続ける。
昌さんと過ごせるタイムリミットまで後2週間…。
頭では割り切ってても、私の身体は潮を吹くという現象を拒否し続けてた。