この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断背徳の鎖外伝ー享受の恩恵
第6章 享受5-会長の繋がり
「あれはもう朔夜叔父の趣味に近い、駆け引き‥‥如何にも朔夜叔父が好みそうだろう?」
「社長室で大人しくしている朔夜叔父様は考えられないかな?」
「大人しくしますか社長が?」
私も含めてだけど、紀永も遠藤さんも凄い言い草、でもあれって趣味だったんだ、私はてっきり率先しての商談だと思ってた、これは意外。
これから日本の経済界の大物と会うというのに、揃ってお気楽会話‥
だけどその方が良いと今の私は知っている、緊張すれば十分に力を発揮出来ない、これは紀永から貰った本の中にあった1つ。
ちゃんとやるよ早乙女美紀を・・・
「お待ちしておりました‥
獅王様は先にお着きになられております」
「待たせてしまったかね?」
「いえ、来られたのは20分ほど前の話になります、さっどうぞこちらへ‥‥」
場所は意外や意外の高級中華料理店‥
普通は飽きている、これは紀永の談、そんな中華料理店の支配人の先導で、私と紀永は一番奥の特別室へと案内された。
今回遠藤さんは秘書という理由で待機、如何にも遠藤さんらしい選択。